ワーホリや留学でオーストラリアに長期滞在するとなると、何を日本から持っていった方がいいのか悩みますよね。
現地で手に入るのか、手に入るとして質はどうなのかなど、現地の事情がわからないままとりあえず準備すると、無駄な荷物になってしまったり、日本から持ってくればよかったと後悔したりということもあります。
実は、ほとんどのものはオーストラリアで調達可能ですし、その質もほとんど日本と変わらないレベルです。
ただし、値段は日本の1.5倍くらいするので、軽くてかさばらないものは日本から持っていくのがおすすめです。
また、一部オーストラリアで買うよりも日本から持ってきた方がいいものもあります。
そこで、オーストラリアに来て2年目になる私が日本から持っていってよかった、あるいは日本から持ってきておけばよかったというものをご紹介します。
目次
オーストラリアでも日本食は手に入る?
オーストラリアは日本と近いこともあって、たいていの日本食は簡単に手に入ります。
ただ、お値段も日本の値段の1.5倍くらいするので、なんでも気軽に買えるという感じではありません。
そのため、スーツケースに余裕があれば日本の食べ物を入れてくることをおすすめします。
私がこの前日本に一時帰国したときは、日本のお菓子とアマノフーズのフリーズドライのお味噌汁を大量に持って帰りました。
オーストラリア留学やワーホリに必須の持ち物9選
食べ物以外では、次の9つが私にとっては持ち物として必須でした。
ノートパソコン
留学でもワーホリでも自分のノートパソコンは必須です。
もちろんオーストラリアでもノートパソコンは買えます。
実際私が使っているのもオーストラリアで買ったMacBookですが、日本で買えるMacBookと性能は変わりません。
しかし、一つだけ少し手間なのが、カナと英数字の入力切替です。
日本語キーボードだとWindowsなら半角/全角のワンタッチで切替ができますし、MacBookなら『かなキー』と『英数キー』のワンタッチで切替ができます。
これが英語キーボードの場合、複数のキーの組み合わせで切替をする必要が出てくるので、この切替を日本語キーボードのようにワンタッチでするためにはソフトを入れる必要があります。
この手間を考えると、日本語キーボードのノートパソコンを持ってきておいた方が安心です。
おすすめは軽くて丈夫なMacBookAirです。
変換プラグ
オーストラリアのコンセントの差込口は日本と違ってOタイプになっています。
そのため、日本の電化製品をオーストラリアで使いたい場合は、Oタイプ用の変換プラグが必要です。
これはオーストラリアではなかなか見つけるのが難しいので、日本から持ってくる必要があります。
なお、日本とオーストラリアは電圧も違っているので、日本の電化製品をオーストラリアで使う場合は電圧がオーストラリアに対応しているか必ずチェックしてください。
オーストラリアの電圧は200Vから220Vです。
日本のスマートフォンやパソコンはほとんどのものが240V対応になっているはずなので、スマートフォンやパソコンは変換プラグがあれば大丈夫です。
100Vから110Vまでしか対応していない日本の電化製品をどうしてもオーストラリアで使いたいという場合は、変圧器が必要です。
この変圧器は、使用電力に応じて使えるものが決まっているので、変圧器を購入する場合は必ず対応しているワット数をチェックしてくださいね。
ただし、使用電力大きくなるほど変圧器も重くて大きなものが必要になってしまうので、どうしても必要な電化製品でない限りはおすすめしません。
ドライヤー
個人的には、日本のドライヤーの中でも、パナソニックのナノケアは必須です。
オーストラリアのドライヤーは日本のメーカーのもののようにあまり髪に配慮した製品はみかけません。
私はしばらくオーストラリアで購入したドライヤーを使っていたのですが、髪が痛んでキシキシするようになってしまいました。
そこで、ドライヤーをパナソニックのナノケアに変えてみたところ、1週間ほどで髪がさらさらツヤツヤに戻りました。
パナソニックのナノケアは海外仕様のものがあるので、変圧器いらずで変換プラグさえあればそのままオーストラリアでも使えます。
コンタクトレンズ
オーストラリアでは、コンタクトレンズを購入するためには必ず眼科医で視力検査を受けて処方箋をもらう必要があります。
基本的に海外旅行保険では視力検査やコンタクトレンズの費用はカバーされないことが多いので、実費がかかってきます。
そのため、コンタクトレンズは日本でまとめて購入して持っていくのがおすすめです。
ご自身の度数が分かる方は、以下のサイトからまとめて購入できます。
私はワンデーのコンタクトレンズを使っているので、1年分となると相当な量になってしまいました。
化粧水&乳液
オーストラリアでは肌のお手入れで化粧水をつけてから乳液でふたをするという手順はあまり一般的ではなく、拭き取り化粧水で拭き取ってクリームを塗って終わりというのがメジャーなので、日本のような化粧水や乳液はほとんど見かけません。
また、化粧水や乳液は普段使い慣れたものでなければ肌に合うかどうか試してみなければわからず、いろいろ試してみるのも面倒です。
そのため、日本でずっと使っているこだわりの化粧水や乳液がある人は、日本から持っていった方がいいです。
ちなみに私は絶対に資生堂のアクアレーベルでないとダメだったので、化粧水と乳液を5〜6本ずつ持ってきています。これのおかげかオーストラリアの強い日差しにもかかわらず、「肌めっちゃきれい」「色白いね」と言われます。
また、これなら詰め替え用があるので、ボトルを何本も持ってくる必要がなくてかさばりません。
美白美容液
海外では美白よりも健康的な小麦肌の方が人気なので、オーストラリアでも美容液は手に入りますが、美白をうたった美容液はみかけません。
そのため、日焼けしたい人以外は美白美容液を日本から持っていくことをおすすめします。
私のおすすめ美白美容液は、ポーラのホワイトショットです。
オーストラリアにきてしばらくするとかなり日焼けしてしまったのですが、このポーラのホワイトショットを使うとお肌がワントーン明るくなった気がします。
日差しが強くて日焼けしやすいオーストラリアでは美白美容液が必須です。
オーストラリアの年配の方のお肌をみているとシミだらけという方も多いので、美白にこだわっていなくても将来のお肌のことを考えると最低限日焼け対策はしておきたいですね。
文房具(ボールペン、テープのり)
文房具は圧倒的に日本の方が品質がいいので、日本から持っていくことをおすすめします。
特にオーストラリアで一般的に販売されているボールペンはペン先が太いものしかなく(文具屋さんOfficeworksでも、0.5mmのボールペンが最細でした)、インクがすぐに出なくなったりするので、ペン先が細くて書きやすい日本のボールペンは必須です。
ちなみにアメリカドラマ「SUITS」でもルイスがボールペンは三菱鉛筆のボールペン、UniBallでないとダメだと言っていたので、日本製のボールペンの品質には海外でも一定の信頼があるようです。
私も三菱鉛筆のジェットストリーム0.38mmを愛用しています。
また、オーストラリアではテープのりを見かけないのですが、スティックタイプや液体のりよりもテープのりの方が断然便利なので、これも日本から持っていってよかったものです。
包丁
日本の包丁はオーストラリアのものよりも切れ味がいいので、1本あると重宝します。
私は日本の『関孫六』というブランドの包丁が切れ味がいいのはもちろん、使いやすいのでお気に入りです。
切れ味が悪いと最後までスパッと切れなくて食材がつながってしまったり、時間がかかってしまったりして地味にストレスになるので、切れ味がいいというのは重要なポイントです。
私は何にでもオールマイティに使える三徳包丁と、ちょこっとフルーツなどを切りたいときに使えるペティナイフの2本を持っています。
包丁は機内持ち込みはできませんが、預入荷物なら大丈夫です。
生理用品
女性の場合、オーストラリアの生理用品の品質は気になるところですよね。
個人的には、オーストラリアのものより日本のものの方が肌触りがいいですし、テープの剥がしやすさやつけやすさなど細部まで丁寧な作りになっている日本のメーカーのものの方が好きです。
ただ、オーストラリアのものでも気にならないという方もいるので、生理用品の質をどこまで求めるかによって変わってくる印象です。
そのため、ナプキンやタンポンを使っている方で、つけ心地にこだわりのある方は、それを持って行った方がいいです。
でも、日本から持っていくとなるととてもかさ張るので荷物が増えてしまいますし、収納も場所をとってしまいます。そこでおすすめしたいのは、ナプキンやタンポンではなく、月経カップです。
月経カップとは、小さなカップを膣内に入れて経血をその中に溜め、ある程度溜まったら取り出して経血を捨てるというものです。
これ1つあれば半永久的に使えるので、荷物にもならないし収納にも場所を取らないというとても便利な商品です。しかも、生理中の不快な蒸れや匂いもなく、生理中であることを忘れてしまうくらい装着感もないので、とても快適です。
日本だとお手洗いの個室に洗面台がない場合が多いですが、オーストラリアだとバストイレが一緒になっていることが多いので、トイレでカップを取り出して洗い、またそれを装着するということが簡単にできてしまいます。
これから海外に行かれる方はこれを機に月経カップを使ってみると生理期間中の気分がガラッと変わるかもしれません。
おりものライナー
オーストラリアにもおりものライナーはありますが、日本のもののようにきちんと防水処理がなされていたり、消臭効果が高いものは見かけないので、日本のものの方が安心できます。
特に私は生理期間中、万が一漏れてしまったときのために月経カップとおりものライナーを併用しているので、防水処理がされていることと、消臭効果があることは必須の条件でした。
私は毎日おりものライナーを使うのですが、ショーツに糊のあとが残ってショーツが痛むのは避けたかったので、いろいろ試した結果、一番粘着力のバランスがいいロリエのきれいスタイルに落ち着いています。
ただ、使い捨てのおりものライナーだとどうしてもかさばるので、おすすめなのは布のおりものライナーです。
紙のおりものライナーと比べて布おりものライナーをしているととても暖かいので、おなかが冷えないせいか生理痛もなくなりました。
オーストラリアでも探してみたのですが、日本で買えるもののようにかわいい布ナプキンは見つからなかったので、日本から持っていくことをおすすめします。
個人的にはジュランジェのものがかわいくてお気に入りです。
まとめ
以上がオーストラリアに持ってきた方がいいもの10選でした。
最低限必要なものをそろえれば、あとは現地でもなんとかなります。ぜひ参考にしてみてくださいね。