「ベビーゼンヨーヨー2って使いやすいの?」
「ベビーゼンヨーヨー2のデメリットは?」
最近街中でよくみかけるおしゃれなベビーカー、ベビーゼンヨーヨー2(BABYZEN YOYO2)ですが、購入を検討している方にとってはこんな疑問が浮かんできますよね。
私は現在ベビーゼンヨーヨー2を3ヶ月くらい使っているところですが、ベビーゼンヨーヨー2は、片手でも押せるくらい走行性抜群で、簡単に折りたためてコンパクトサイズになるので本当に使いやすいです。
ただ、正直なところ、人によってはデメリットと感じる点もあります。
そこで、今回はベビーゼンヨーヨー2を実際に使ってみた私が感じる、ベビーゼンヨーヨー2の使用感とデメリットについてお伝えします。
目次
ベビーゼンヨーヨー2の基本スペック
出典:Babybunting
ベビーゼンヨーヨー2(BABYZEN YOYO2)は、BABYZENというブランドから出ているフランス生まれのベビーカーです。
おもちゃのヨーヨーで遊ぶみたいに片手でポンっと開くことができるのがこのベビーカーの名前の由来だそうです。
以下で詳しくみていきます。
AB型兼用
ベビーゼンヨーヨー2は、0ヶ月から6ヶ月まではA型、6ヶ月以降はB型になるAB型兼用のベビーカーです。
ベビーゼンヨーヨー2のA型は首がすわるまでのフラットな座面で、赤ちゃんと対面で押すことができるので、赤ちゃんのお顔がよくみれます。
ベビーゼンヨーヨー2のB型はリクライニングができる座面で、赤ちゃんも進行方向を向くことになります。そのため、赤ちゃんの顔は見えないですが、キャノピーに透明部分があるので、そこから赤ちゃんの様子を確認することができます。
A型は0ヶ月から6ヶ月用のゼロプラス(0+)、B型は6ヶ月以降用のシックスプラス(6+)として販売されています。
基本型はシックスプラスで、ゼロプラスは必要に応じてカラーパックというバシネットを追加で購入するというかたちになります。ゼロプラスシックスプラス(0+6+)のセットで販売しているところもあります。
そして、ゼロプラスシックスプラス(0+6+)のセットを買ってしまえば途中で買い換える必要がありません。
初めてベビーカーを使う人にとってはベビーカー事情がよくわからないので、最初はとりあえず大きくて丈夫なA型のベビーカーを買ってみたものの、使いにくくて結局2台目ベビーカーとしてB型ベビーカーを買うという人も多いみたいです。
ベビーゼンヨーヨー2なら、これ1台で0ヶ月から4歳くらいまで使えるので、コスパがとてもいいです。
2台買わなくてもいいので、置き場所に困ることもありません。
使用時期0ヶ月〜
ベビーゼンヨーヨー2は、赤ちゃんが生まれてすぐの新生児期、0ヶ月から使えます。
0ヶ月から6ヶ月はA型のゼロプラス(0+)、6ヶ月以降はB型のシックスプラス(6+)を使います。
私は出産した病院から赤ちゃんを連れて帰るときに早速ゼロプラスを使いました。
ただ、6ヶ月以降のシックスプラスも最大限リクライニングを倒せばかなりフラットになるので、ゼロプラスのバシネットは買わずにシックスプラスだけ購入して、首がすわる3〜4ヶ月頃から使用してもいいかもしれません。
耐荷重22kgまで
耐荷重は22kgまでなので、なんと4歳くらいまで使用することができます。
とはいっても、そこまで頑丈な作りではないので、ちょっと22kgぎりぎりまで乗せるのは怖いような気もします。
重さ6.2kg
ベビーゼンヨーヨー2は、ゼロプラスは6.6kg、シックスプラスに至っては6.2kgととても軽いです。
折りたたんだときに肩にかけられるようにストラップがついているのですが、あまり力のない私でも短い距離であれば肩にかけて持ち運ぶことができるほどです。
たとえば、駅で近くにエレベーターがないときでも、少し階段を上がるくらいなら問題なく折りたたんで持っていけそうです。
ちょっとした段差で折りたたまずにそのまま持ち上げるときも軽々持ち上げることができます。
サイズ106 x 44 x 86 cm
サイズは他のベビーカーと比べると少し小さめです。身長157cmの私が押していても少し小さく見えるくらいです。
ハンドルの高さは106cmですが、身長157cmの私でもちょうどいいくらいで、とても押しやすいです。
また、横幅が44cmなので、人が通ることを想定しているスペースであればほぼ問題なく通ることができます。
少し狭いカフェやレストランでもテーブルの間をすいすい通り抜けることができました。
折り畳みサイズ52 x 44 x 18 cm
ベビーゼンヨーヨー2の特徴として、折り畳みサイズがコンパクトというところが挙げられます。
折りたたんだサイズは、一般的な飛行機の手荷物として持ち込むことができるサイズです。
簡易な収納袋がセットでついてくるので、その収納袋に入れれば飛行機の手荷物として持ち込むことができます。
航空会社の規定にもよりますが、私たちが使うLCCのジェットスターでも機内持込ができるサイズだったので、ほぼどの航空会社でも大丈夫なのではないかと思います。
飛行機に乗るときには、ベビーカーを預入れ荷物として預けることもできますが、壊れてでてきたなんて話も聞くので、機内に持ち込めるのはありがたいですよね。
ベビーゼンヨーヨー2とベビーゼンヨーヨープラスの違い
ベビーゼンヨーヨーのベビーカーを探していると、ベビーゼンヨーヨー(BABYZEN YOYO)、ベビーゼンヨーヨープラス(BABYZEN YOYO+)、ベビーゼンヨーヨー2という3種類が出てきて紛らわしいですよね。
ベビーゼンヨーヨー2は、ベビーゼンヨーヨー、ベビーゼンヨーヨープラスに続く最新モデルです。
ベビーゼンヨーヨー2は2020年3月にモデルチェンジとなったので、まだ街中で見かけるモデルは旧モデルのベビーゼンヨーヨープラスが多いです。
ベビーゼンヨーヨー2とベビーゼンヨーヨープラスの違いは、
ポイント
- 耐荷重が22kgまでに
- ハンドル部分がスポンジ素材からフェイクレザー素材に
- タイヤ部分のサスペンションが改善されて走行性アップ
- バックルが新しくなって付けやすく
特に、ベビーゼンヨーヨープラスのハンドル部分がスポンジ素材でいたみやすかったのがレザー調になったのは嬉しいポイントです。
シートとキャノピー部分はベビーゼンヨーヨープラスから変わっていないので、ベビーゼンヨーヨープラス用のものも使うことができます。
ベビーゼンヨーヨー2の使用感は?
我が家では、現在ベビーゼンヨーヨー2のゼロプラスを使っています。
実際使ってみると、本当に使いやすくてベビーゼンヨーヨー2を買ってよかったです。
ベビーゼンヨーヨー2のおすすめポイントは次の4つです。
以下で詳しくみていきます。
おしゃれで洗練されたデザイン
ベビーゼンヨーヨー2の一番の特徴は、なんといってもその見た目が洗練されていてとってもおしゃれなベビーカーだというところです。ちょっとお散歩するだけでもテンションが上がるデザインです。
正直なところ、他のメーカーのベビーカーと比べてもベビーゼンヨーヨー2はダントツでデザイン性に優れていると思います。
フレームはホワイトとブラックの2種類、シートパッドとキャノピー部分もカラーバリエーションが9種類あるので、自由に好みのデザインにカスタマイズすることができます。
カラーバリエーションは、次の9種類です。
ベビーゼンヨーヨー2の前の前のモデル、ベビーゼンヨーヨーはビビッドピンクやブルーなど全体的に鮮やかなカラーバリエーションでしたが、ベビーゼンヨーヨープラスからは全体的に落ち着いたくすみ色で統一されています。
カラーバリエーション
- グレー
- ブラック
- ベージュ
- レッド
- ジンジャー(ピンク)
- ペパーミント(グリーン)
- エールフランス(ネイビー)
- トフィ(ブラウン)
- アクア(水色)
シートパッドだけでも販売されているので、最初に買った色にちょっと飽きたなというときは、他の色に着せ替えすることもできます。
ベージュやブラックなど人気のカラーは在庫切れになっていることもあるので、早めにチェックしてみてくださいね。
個人的にはジンジャーやアクアもかわいいと思いますし、ベーシックなブラックやベージュだとスタイリッシュな感じになってベビーゼンのおしゃれさを引き立てます。
また、フレームはブラックがブラック一色、ホワイトは持ち手やシート部分がブラックで、それ以外はホワイトというように、ホワイト一色ではなく、ブラックとホワイトのミックスになっています。
ブラック一色だとシンプルな感じ、ホワイトが入るとちょっと軽やかなイメージになります。
最初は全部ブラックの方がシンプルでいいかなと思いましたが、タイヤの中心部分がホワイトなので、フレーム部分に差し色としてホワイトが入ってもごちゃごちゃせずに統一感があります。
片手でも軽々押せるスムーズな走行性
ベビーゼンヨーヨー2をお店で試したときに一番感じたのが、その走行性の良さでした。
実際に赤ちゃんを乗せていても片手でもすいすい押せて、すごく軽いし、全くひっかかりません。
しかも、ベビーゼンヨーヨー2と同じように軽くて持ち運びが簡単なベビーカーだと、作りがあまり頑丈ではなくて持ち手がぐらぐらしてしまうものもありましたが、ベビーゼンヨーヨー2は全く持ち手がぐらぐらしません。
ベビーゼンヨーヨー2は軽さの割りに作りがとてもしっかりしていて安定しています。
タイヤの部分にサスペンションがついていて、振動も吸収してくれるので、乗っている赤ちゃんの乗り心地も良さそうです。
我が家の赤ちゃんも、ベビーゼンヨーヨー2に乗せると適度な振動が心地いいのかご機嫌で、少し歩くと寝ていることが多いです。
折りたたむと機内持込みもできるコンパクトサイズ
車移動や飛行機移動があるとどうしても折りたたんで持ち運ぶことになりますよね。
そんなときにベビーゼンヨーヨー2はとてもコンパクトになるので、持ち運びも全くストレスになりません。
機内持込みができるサイズなので、搭乗間際まで使うことができて、降りた後もすぐに使えます。
我が家は日本に一時帰国をする際には必ず飛行機を使うことになるので、機内持込みができるというのは嬉しいポイントでした。
しかも、折りたたみ方も開き方もとっても簡単で、さっと折りたたんでさっと開けます。
取り外して洗えるシートパッド
赤ちゃんの頃はよだれや吐き戻しでシートが汚れてしまうこともありますし、少し大きくなっても汗などで汚れていきます。
ベビーゼンヨーヨー2のシートパッドは、取り外して洗えるので、汚れてしまっても大丈夫です。
ベビーゼンヨーヨー2のデメリット
上記のようなメリットが大きいので、私はベビーゼンヨーヨー2にはとっても満足していますが、人によってはデメリットと感じるところもあります。
デメリットとなりうるのは、次の4点かと思います。
以下で詳しくみていきます。
お値段が高い
現在ベビーゼンヨーヨー2のお値段は、以下の通りになっています。
- シックスプラス:¥71,500(税込)
- ゼロプラス(カラーパック):¥30,800(税込)
- ゼロプラスとシックスプラスのセット:¥102,300(税込)
6ヶ月から使えるシックスプラスだけでも7万円、0ヶ月から使えるゼロプラスも買うと10万円を超えてしまいます。
ベビーカーに10万円もかけたくない・・・そんな風に思う方もいるかもしれません。
私も最初はちょっと高いなと思っていました。
でも、1台でずっと使えるし、実際使ってみるととてもよかったので、下手に使いにくいベビーカーを買って買い替えたり、我慢してストレスを抱えるくらいなら、最初からベビーゼンヨーヨー2を買ってしまうことをおすすめします。
日本で買う場合は、どこのショップもだいたい同じお値段ですが、楽天市場なら楽天ポイントがつくので、楽天市場を経由すると一番お得に購入できます。
ちなみに私はオーストラリアで購入したのですが、シックスプラスで650ドル(税込)と日本円にして4万8000円くらいと、日本で買うよりも2万円以上安く買うことができました。
オーストラリア在住の方は断然オーストラリアで購入した方がお得です。
オーストラリアのeBayで購入することができます。
荷物入れが小さい
これはベビーゼンヨーヨープラスのレビューでよく見かけていたデメリットです。
確かにベビーゼンヨーヨー2でも大きな荷物は入らないので、荷物が多い方は不便かもしれません。
また、買い物をした荷物をベビーカーに入れたいという方も、あまりたくさんは入らないので不便に感じると思います。
とはいえ、オムツとお尻拭き、着替えなどの一式が入ったマザーズバッグくらいなら問題なく入りますし、入りきらなければ荷物をぶら下げるフックを買ってそこにぶら下げてしまえば大丈夫です。
ただ、軽めの荷物ならフックをつけてぶら下げることもできますが、重すぎる買い物袋をフックにぶら下げるとベビーカーがバランスを崩して転倒しそうになったので、買い物の荷物はあまりぶら下げない方がよさそうです。
オプションでそれぞれのカラーパックの色に応じた専用のバッグもあるので、荷物をたくさんベビーカーに載せたいという方はそのバッグを購入するのも手です。
キャノピーが浅め
ゼロプラスの場合、キャノピーが浅めなので、太陽に背をむけていると問題ないのですが、太陽の方を向いていると日差しが直接顔に当たってしまいます。
私は赤ちゃんの顔に日差しがあたるのは避けたいので、薄い大判のガーゼをキャノピーに被せて日差しをガードしています。
オプションで専用のパラソルも販売されているので、日差しがあたるのが気になるという方は、このパラソルを買うのもありです。
折りたたんだときにシートが地面についてしまう
折りたたむとシートの前の部分が地面についてしまうので、ちょっと折りたたんで地面におきたいというときは気になるかもしれません。
ただ、個人的には折りたたんで地面におく機会はほとんどないので、今のところ特に問題は感じていません。
ベビーゼンヨーヨー2の折りたたみ方&開き方
折りたたむには3ステップあって慣れていないと少し手こずりますが、慣れれば簡単に折りたためます。
step
1ハンドルを折りたたむ
step
2座面の下にある赤いレバーを引く
step
3座面の下のバーを持って折りたたむ
コツは、ステップ2で赤いレバーを引いたままにせずに、一度ひいてあとは手をはなすことです。
赤ちゃんを抱っこする場合は、まずハンドルを折りたたんでから赤ちゃんを抱き上げて、そのあとに赤いレバーを引いて折りたためば、片手で折りたたむこともできます。
また、開くのもハンドル部分をもってヨーヨーみたいに下に向けてふり出すと、一発で簡単に開くことができます。
まとめ
ベビーゼンヨーヨー2はおしゃれで走行性抜群、折りたたむととてもコンパクトになるおすすめのベビーカーです。
購入はポイントがつく楽天市場がおすすめです。ぜひチェックしてみてくださいね。
オーストラリア在住の方は、eBayで購入できます。