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制服を着ていたらコンビニでごはんも食べられない?
先ほどニュースアプリを見ていると、制服を着た配送業者の方がコンビニの外でおにぎりを食べていたため、コンビニの中のイートインに入るようにすすめたところ、「制服なので・・・」といって躊躇されていたというTwitterのつぶやきが話題になっていました。
その方が躊躇された理由は明確ではありませんが、勤務中にコンビニでごはんを食べているとサボっているとか思われて会社に対してクレームを入れる方がいるため、会社からも自粛を求められたりすることがあるようです。
こんなクレームに備えて会社がそんな対応をとるなんて本当に窮屈な世の中だなと思いますし、そんな現状では従業員は働くのが嫌になってしまうことでしょう。
行き過ぎたクレームには毅然と対応すべき
勤務中であろうと休憩は当然の権利ですし、制服で休憩していようがコンビニで涼んでいようが部外者がとやかくいう筋合いはありません。
クレームには法的に対処が必要なものと企業イメージを損なわないために対処が必要なものに分けることができ、これらのクレームはきちんと対応しないと後々問題がさらに大きくなってしまったりするので、丁重に対応する必要がありますが、このようなクレームはそのどちらにも値しないのではないでしょうか。
このようなクレームを受けた場合、会社がとるべき対応としては、「会社としては従業員に対して安全配慮義務を負っているので、休憩はしっかりとるよう促していますし、健康を損なうことがないよう指導しています。」と説明し、従業員に対しても休憩をしっかりとり、健康管理に気をつけるよう促すべきだと思います。
つまり、こんなクレームに迎合して、逆に従業員に十分な休憩も取らせず、熱中症などの健康被害でも発生させたら、それは会社の責任なので、会社にとっても多大なリスクとなります。
会社の側でしっかりリスク管理をする、その結果働きやすい職場環境になる、それが当たり前の社会になってほしいですね。
オーストラリアでは警官もマックでハンバーガー食べてます
ところかわってオーストラリアでは普通に警官が制服を着てマックでハンバーガーを食べています。
考えてみれば当たり前ですが、職務中であっても食事はとる必要がありますし、食事のためにわざわざ着替えるなんて効率が悪過ぎるので、制服でマックに行くのも何ら不自然なことではありません。
でも、日本だと警官が制服でマックにいるところなんてあまり目にする機会がなかったので、日本にいる頃は疑問に思ったこともありませんでしたが、オーストラリアに来てみて初めて日本の異常さを実感しました。
まとめ
警官の場合、制服の警官がいれば犯罪の抑止効果も高まるので制服でいるメリットも多いですが、そうでなくても、どんな制服であっても休憩時間くらい自由にさせてあげてほしいなと思った次第です。